病気が教えてくれることは
病気が教えてくれることは
病気が教えてくれることは
新しい考え方や、
今までとは違う身体の使い方です。
病気は、
方向変換を促す、
身体からのメッセージなのです。
身体からのメッセージを
受け取ることで、
今までとは違う新しい考え方や、
身体の使い方に
気づくことができるのです。
では、
身体からのメッセージの
受け取り方を
物語でご紹介しましょう。
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人間関係の悩みと胃の症状
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アキ子は
リカとの関係で
とても悩んでいました。
なぜかと言うと、
リカは職場の上司で、
分かり合えるような
関係ではなかったからです。
同い年なのに、
リカは上司でやり手です。
ある日、
とても納得できないことを
言われました。
過去に言われたことが、
思い出されて悔しくなりました。
だからと言って、
直接対決できる相手ではありません。
納得できないことも
のみ込むしかありませんでした。
悶々とした日が続き、
アキ子の心には
不満が膨らんでいきました。
寝つきが悪くなり、
眠りも浅くなりました。
そのうち
胃がムカムカして、
だんだん
吐き気もおこりました。
夜中に突然、
吐き気で目が覚めるようになり、
疲れ果ててしまいました。
病院で
薬をもらい飲みました。
少しは良くなります。
でもすぐに、
症状はもどってきました。
ある休日のことです。
アキ子は自分の胃に
気持ちを傾けました。
自分の胃に
手を当てたのです。
胃は少し張っています。
「何でこんなに調子が悪いのよ~」
独り言を言いながら、
軽く押し付けるように触ると痛みます。
「イテテ」
そっと触れるだけにして、
しばらく
張りを感じていると
ゴロ・・
キュル・・
か細い音が聞こえます。
急に
リカのことが頭をよぎります。
リカは上司。
自分よりも頭もいいし、
仕事はできるし、
何を言ってもかなわない。
関係を悪くしたくないから、
言わない方がいい・・
のみ込むしかない・・
だけどイヤ・・
自分を
納得させたつもりだったのに、
ダメだ!
不満やムカつく感情は増すばかり。
堂々巡りをしながら、
胃に触れていると、
何かが
モコモコ膨らんでくる気配。
興味を持って
観察していると、
あるイメージが湧いてきた。
それはまるで、
泡のような丸いものが
増殖していくイメージです。
これは
私のムカつき泡だ!
すぐに
ひらめきました。
うーむ??
では
泡を作り出しているのは?
胃の粘膜だ!
イメージを浮かべると、
胃の粘膜は、
赤くただれて痛々しい。
赤くただれた胃の粘膜は、
ムカつきや不満
と言う名の泡を放出している。
胃の粘膜は
傷ついた痛みに耐えていたんだ。
胃の粘膜は
「痛いよ~」
「つらいよ~」
「優しくしてよ~」
「私の言葉を聞いてよ~」
そう言っているように思えた。
気がつくと、
自然に涙がこぼれていた。
良いとか
悪いとか
そんなんではなく・・
自分の胃袋が
なんとも
けなげに思えてきたのだ。
いままで
自分の身体を
いたわることなんてなかった。
へこたれて、
ダメな胃袋だと思っていた。
もしかしたら
私の胃袋は
私の心と同じことを体験しているの?
そう思えてきました。
さて、
身体からのメッセージは?
「痛いよ~」
「つらいよ~」
「優しくしてよ~」
「私の言葉を聞いてよ~」
リカに言われたことによる
私の本心ですが、
同時に
身体から自分への
メッセージでした。
自分への理解が深まると、
不思議とホッとしました。
自分の身体が
愛おしく思えてきました。
リカには
今まで通り何も言いません。
しかし、
自分の気持ちは
ムシしなくなりました。
だから
毎日がんばっている自分を
評価できるようになりました。
寝る前には、
胃の上に手を置いて
撫ぜてあげます。
そして
話しかけるようにしています。
この気づきのお陰で、
胃のムカつきは治まりました。
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いかがでしたか?
病気が教えてくれることは
新しい考え方や、
今までとは違う身体の使い方です。
病気は、
方向変換を促す、
身体からのメッセージなのです。
身体からのメッセージを
受け取ることで、
今までとは違う新しい考え方や、
身体の使い方に
気づくことができるのです。
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