自分が嫌いな人の幼少期の体験

自分が嫌いな人の幼少期の体験

自分が嫌いな人の幼少期の体験は、
大きく分けて3つあります。

1つ目は
不安定な環境で育った体験です。

不安定な環境に置かれると安心できません。

それに加えて、
気分が安定しない大人に育てられた人は、
やはり安心することはできません。

子供の頃に安心できる環境がないと、
自己肯定感が育ちません。

幼い子供は、
目の前にいる人の反応をみて、
自分の存在価値を確かめています。

たとえば、
目の前の母親が笑っていると、
それだけで幼い子供は安心できます。
そして、
「私はここにいてもいい」と思えます。

これが自己肯定感です。

ぎゃくに、
いつも怒っている母親の顔を見ていると
不安になります。
「私はここにいてはいけない」
そう思ってしまいます。

これが自己否定につながるのです。

もしも、
親の気分次第で褒められたり、
叱られたりする体験をすると、
子供は混乱してしまいます。

混乱していると言うことは、
どうしていいのかわからない状態です。

やはり
自己肯定感はもてませんし、
自分のことが嫌いになるのです。

2つ目は、
虐待の体験です。

親や兄弟、他人から身体的な暴力、
精神的な虐待を受けた人です。

虐待の体験は、
命の尊厳を奪われます。

無力感を味わい絶望的になり、
自分の存在を否定するしかありません。

自分の気持ちや意志を尊重されない体験は、
自分を嫌いになってしまうのです。

3つ目は、
幼少期にネグレクトされた体験がある人です。
※ネグレクト=(育児放棄、無視、放置など)

子供は親の反応をみて、
自分のことを確かめていきます。

赤ちゃんや小さな子供は、
抱っこされてママのぬくもりを感じます。

すると
ママのぬくもりを自分の感覚として体験します。

ママの笑顔は自分の笑顔のように体験します。

子供は保護してくれる大人の接触や反応を、
自分の鏡のように見て育つのです。

まるで
ママと私をセットで捉える感覚です。

ですから
肯定的な反応や、
親の承認は子供の心の成長には欠かせません。

それなのに子供が、
ネグレクトされたらどうなるでしょう?

否定も肯定もされない体験は、
自分の存在がなくなる感覚です。

自分のことを
好きになれるわけがありません。

自分が嫌いな人の幼少期の体験は
大きくわけて3つあります。

1つ目は
不安定な環境に育ち、
気分が安定しない大人に育てられた体験です。

2つ目は
虐待の体験です。

親や兄弟、他人から身体的な暴力、
精神的な虐待を受けた人です。

3つ目は
幼少期にネグレクトされた体験がある人です。
・ネグレクト=(育児放棄、無視、放置など)

幼少期の体験で、
安心できる環境がないと
自分を嫌いになってしまいます。

そういう人は、
大人になっても自己肯定感が持てず、
生きにくいと感じています。

どんな自分も受け入れるには、
安心して受け止めてもらう体験が必要です。

  
  
  

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