自己否定の習慣は止められる?
自己否定の習慣は止められる?
「どうせうまくいきっこない」
「 きっと嫌われちゃったよ」
「 ホント、わたしってバカ」
育ちの傷を抱える方々と話しをしているとよく耳にします。
私自身がこの言葉を何度つぶやいたか分かりません。
これは、
あまりにも「自己否定を強化する」習慣と言えます。
ハッキリ言いましょう。
自己否定の習慣は変えられます。
なぜなら、
自己否定は生まれつきの習慣ではないからです。
小さい頃は何も疑わず、見たままに反応できます。
たとえば、
小さな赤ちゃんは自己否定なんてしませんね。
赤ちゃんはオムツを汚しても、
気持ち悪くて泣くだけです。
「気持ちが悪いよ~、何とかしてよ~」と訴える。
「アタチが汚しちゃったの、なんてバカなの」
とは言いません。(当たり前ですが(^^))
もともとは、
わたしたち人間は自己否定などしない方が、
自然なのです。
ですから、
自己否定の習慣は変えられるのです。
では、いつから、
自己否定が習慣になってしまったのでしょうか?
それは、
育つ過程で学習したのでしょう。
自分をダメだと思わなければ、
生きていけない。
そんなときに、
生きるための工夫として習慣になるのです。
そうだとしても、
いつまでも自己否定を続けては、
【見ている世界が歪みます。】
よい人間関係を育むことができなくなります。
何よりも、
一番の悲劇は自信を奪われること。
それなのに、
なかなか自己否定を止められないのは、
自己否定をしたことで、
何かしら、
役に立ったと感じた経験があるからです。
ですから、
自己否定は止めるのが難しいのです。
自己否定は
自分を叩く行為です。
一時的に頑張れたとしても、
長く続けていけることではありません。
いずれは
疲弊し、無力感に襲われてしまうのです。
ある有名な整体師も言っています・・
「悪い習慣を止めずに健康にはなれない」
と。
自己否定の習慣を続けたまま、自信を持ちたい。
こんな矛盾した考えは、叶うはずがありません。
小さい頃、
自己否定は役にたったのかもしれませんが、
今は違いますね。
これからは
違う生き方を選択できるのです。
試してみたいと思いませんか?
今からでも遅くはありません!
自己否定の習慣は止められるの?
ハイ!止められます。
自分を傷つける自己否定を止めて、
自尊感情を回復させることができると気づいてください。
そうすることで自信は生まれ、
見ている世界が変わります。
*自己否定の習慣は止められる。
*自己否定の習慣は、生きるための工夫だった。
*自己否定はあなたのせいではありません。
*自己否定を続けるうちは自信が持てません。
つまり、
矛盾した習慣を繰り返していると
疲弊し、無力感に陥ります。
新しい習慣を身につけて
自尊感情を回復させませんか?
「本当に変われるの?」
と思っているなら、
まずは
「大丈夫、きっと変われる」
そうつぶやいて見てくださいね。
1回・2回・・・
10回・20回・・
50回・・100回・・
何度でも
自分の心に寄り添い励ましてみることです。
脳に記憶させるのです。
そう!再学習です。
変化の第一歩は、
「何となく大丈夫かも・・?」
ふと、思えることがサインです。
「大丈夫かな~?」
一瞬でも思えることを目指すのです。
きっと、
不慣れなことで、
違和感が満載かもしれません。
それでも、
繰り返し、繰り返し、
自分の心に寄り添うことです。
自分を否定する方が不快に感じるまで、
続けてみることが大切です。
そして、
確実に、自尊感情は回復することを
知っていてくださいね。
本日のテーマは
「自己否定の習慣は止められる」
いかがでしたでしょうか?
カウンセリングに関することは、
お気軽にお問合せください。